はじめに
冬に咲くチューリップをご存知でしょうか?通常、チューリップといえば春に咲く花ですが、「アイスチューリップ」は特別な技術によって冬に開花する珍しいチューリップです。
先日、滋賀県草津市にある水生植物公園みずの森で開催中のアイスチューリップ展示を見に行ってきました。冬の寒空の下に咲くカラフルなチューリップはまるで春が訪れたかのような美しさでした。
アイスチューリップとは?
アイスチューリップとは、球根を人工的に冷蔵処理し、開花時期を冬にずらしたチューリップのことです。
本来、チューリップは冬の寒さを経験して春に花を咲かせます。しかし、球根を約10~12週間ほど5℃前後の環境に置き、その後、温かい環境に移すことで、「冬を越えた」と錯覚させ、冬に開花させることが可能になります。
水生植物公園みずの森では、この技術を活かし、1月から2月にかけてアイスチューリップが楽しめる特別展示を開催。冬に春の訪れを感じられる、貴重な機会となっています。
冬の特別な風景!アイスチューリップ展示の魅力
冬の庭園を彩るカラフルなチューリップ
アイスチューリップは、ゲートを入ってすぐの屋外庭園で展示され、赤・黄・ピンク・白など色とりどりの花々が広がります。冬の澄んだ空気の中、カラフルなチューリップは、一足早い春の訪れを感じさせる光景でした。

寒い日も快適に楽しめる温室エリア
屋外展示のアイスチューリップのほか、寒さが厳しい冬でも、温室エリアなら快適に花を楽しめます。トロピカルな花々や珍しい水生植物も展示され、熱帯の南国を訪れたような雰囲気が味わえます。
美しいフォトスポットが満載
この草津市立水生植物公園みずの森は、琵琶湖湖畔という素晴らしいロケーションにあるため、インスタ映えするスポットが多数。琵琶湖を背景にした写真撮影も楽しめます。
訪れる際のポイント
混雑状況
週末の午後に訪れましたが、それほど人は多くなく、ゆっくりと楽しむことができました。こだわりの写真を取りたいという人は、さらに人出の少ない平日午前中が良いのかもしれません。
服装と持ち物
- 防寒対策を万全に! 湖畔にあるため、日によっては風が強く、寒い日もあります。暖かいコート、手袋、帽子、マフラーがあると快適に過ごせます。
- カメラを持参! 色々と写真を取りたくなるので、是非カメラを持参してください。
近隣の観光スポットと合わせて楽しむ
水生植物公園みずの森の近くには、他に立ち寄りたい観光スポットもあります。
同じエリア内には琵琶湖博物館があり、日本最大の湖・琵琶湖の自然・歴史・文化を総合的に学べる施設で、淡水生物の水族館や体験型展示が充実しています。
また車で2分、歩いて5分ほどのところには道の駅 草津があり、新鮮な地元農産物を販売する直売所や、レストランやカフェが併設されています。
僕は道の駅に立ち寄って、いちごパフェを食べてきました。時間があれば、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

まとめ:冬にこそ訪れる価値あり!
草津市立 水生植物公園みずの森のアイスチューリップは、冬ならではの特別な絶景です。寒い季節に春の訪れを感じさせる美しい花々が広がり、心温まる時間を過ごせるでしょう。
おすすめポイントまとめ
- 冬に楽しめる珍しいチューリップ展示
- 屋外・温室の両方で観賞可能
- 美しいフォトスポットが多数
- 近隣の観光スポットと組み合わせて一日楽しめる
寒さを忘れるほどの美しいチューリップの世界へ、ぜひ訪れてみてください!
草津市立水生植物公園みずの森 基本情報
最新情報はこちらで→ https://www.seibu-la.co.jp/mizunomori
- 住所: 滋賀県草津市下物町1091
- アクセス: 自動車のアクセスが便利(無料駐車場あり)。季節によっては自転車も良い。
- 開園時間: 9:00~16:00(夏は17:00まで)
- 入園料: 大人300円
琵琶湖のほとりにある水生植物公園みずの森は、四季折々の植物が楽しめるスポット。スイレンやハスなどの水生植物が豊富です。冬は植物が少なくなりがちですが、アイスチューリップの展示が冬の庭園を鮮やかに彩り、訪れる人々を魅了します。
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